今回はひょんな事から訪れた中華料理店『陳記』で旨味が溢れる“麻婆刀削麺”を堪能してきました。
『陳記』さんですが落ち着いた雰囲気のザ・町中華というお店で料理も美味しく田町・三田の隠れた名店たでした。
陳記さんには毎日通いたくなる飽きのこない味と笑顔が素敵な女将さんがいました。
陳記さんへ伺った経緯とアクセス
仕事中から今日はインドカレーを食べにいくと決めて、ネットで検索して目ぼしいお店を調査、仕事も早く終わりルンルンでお店に向かいます。

やっと着いたと思ったら、、あっ!店名が変わって別国籍の料理屋になってる、、。
もう、すっかりインドカレーの口になっていたので、他のインドカレー屋を探すか悩んだのですが、、今回はインドカレーは諦めて近くに何かないか探索。

探していると、ちょっと気になるお店を発見。

それが中華料理店『陳記(ちんき)』さんです。ザ・中華料理店という見た目で、年季が入っていて貫禄も感じます。
看板には田町店とあるのでチェーン店なんでしょうか?

うーんどうしようと、店先の看板を見ていると女将さんが出てきて『どうぞ』とにっこり笑って扉を開けてくれました。
もうこうなったら入店以外の選択肢はありません。
えーいままよ!と入店。
陳記はJR『田町駅』西口、都営地下鉄浅草線、三田線『三田駅』から歩いて10分ほどの場所にあります。
| 項目 | 陳記(チンキ) |
|---|---|
| 営業時間 | 【月~金】11:00~15:00 17:00~23:00 【土、祝日、祝前日】11:00~15:00 17:00~22:30 |
| 定休日 | 日曜日 |
| 電話番号 | TEL:03-3451-8066 |
| 住所 | 東京都港区芝4-6-5 |
| アクセス | 三田駅より徒歩3分 JR田町駅より徒歩5分 |
| 支払方法 | 現金可 カード可(VISA、マスター、アメックス、DINERS、JCB、Discover、銀聯) 電子マネー不可 QRコード決済可(PayPay、楽天ペイ、d払い、au PAY、メルペイ、支付宝(Alipay)、微信支付(WeChat Pay)) |
| 席数・座席 | 36席 |
| 喫煙 | 全席禁煙 |
| 駐車場 | 無 |
| 予約 | 可 |
| 貸し切り | 可 |
| テイクアウト | あり |
| 公式SNS/ページ | 公式HP |
店内はテーブル席がたくさんあり、奥はソファ席になっていて大人数で来てもくつろげそう。

19時前に入店で先客が2組、奥ではテレビがついているもののBGMもないので、ゆったりした時間が流れています。

壁には中国の小物なども飾ってありますし、話してみると女将さんはイントネーションから中国の方かな?
かなり本格的な中華料理が食べれそうで期待が高まります。
陳記のメニューラインナップを紹介!

陳記さんのメニューラインナップですが、餃子、小籠包、バンバンジー、豆腐サラダ、春巻きなど、おつまみになりそうな一品料理も豊富に揃っています。
単品のオススメラインナップはこちら↓

『豆苗(トウミョウ)の塩味炒め』がすごく美味しそう!
それ以外にも、定食、夕飯系のメニューも豊富なラインナップがあります。
セットメニューもありました↓

僕は普段からお酒を飲まないので、この食事メニューから選んでいきます↑
麺類はサンラー湯麺、野菜湯麺、五目刀削麺、麻婆刀削麺、醤油ラーメンという本格中華寄りなラインナップ。
セットだとチャーハンや餃子が、ご飯類は麻婆丼とエビチャーハンが付いてくるそうです。
女将さんにオススメのセットメニューを聞居たところ『麻婆刀削麺がイイよ』と満点の笑顔で教えてくれました。
刀削麺(トウショウメン)は中国の山西省発祥の人気のソウルフードです。
漢字からわかる様に生地を専用の包丁で削り鍋に落としていき茹でて作る麺が特徴。
刀削麺を食べるのは久々だなぁ〜。刀削麺は好きなので丁度いいやと『麻婆刀削麺+半チャーハン(980円)』を注文。

注文してしばらく経つと厨房で中華鍋を豪快に振っているカランカラン、チャッチャッという小気味良い音が聞こえてきました。この音を聞くと町中華に来たという感じがしますね。
陳記さんの刀削麺は想像以上に絶品でした!
しばらくして、女将さんが麻婆刀削麺とチャーハンを持ってきてくれました。

注文してから5分ちょっとで到着。このスピード感も中華の魅力です。
↓山椒(ホアジャオ、花椒)がたっぷり掛かった刀削麺。

運ばれてくる時点で山椒(ホアジャオ、花椒)の爽やかで強烈な香りがする!!思わず女将さんに『山椒の良い匂いがしますね!』と声をかけてしまいました。
山椒の香りを嗅いで一気に食欲が増してきました。
まずはスープから飲んでいきます。

白濁していない透明度が高いスープで、味は蘭州牛骨麺に似ていて美味しい!あっさりしてるんだけど、牛の旨みの深い出汁が効いてます。
見た目は辛そうに見えますが、ヒリヒリするぐらいでそこまで辛くないです。ラー油がかかってますが、ラー油の辛さはかなりマイルドですね。ただその分、胡椒のピリピリ感は強く口の中に心地良い痺れが残ります。
クセになる味でレンゲが止まらん!!

麺は山梨県の郷土料理『ほうとう』を彷彿とさせる幅広な麺です。ズズっとすすってみると、独特なムニュムニュっとしたすいとんに近い食感が癖になる。
麺の長さも20センチ程でしょうか?程よい長さで、すすりやすく見た目より食べやすいですね。

陳記さんの麻婆刀削麺はスープ(出汁)はあっさりしていますが、麺は小麦感があり食べ応えがあるのでバランスが良いです。
食べすすめていくと麻婆豆腐の餡の“とろみ”の部分や挽肉が出てきて味のアクセントになってます。

高級な中華飯店やラーメン専門店の様な完成度は無いものの、『こういうので良いんだよ』って言いたくなる町中華の魅力全開な味。
チャーハンも食べてみますが、これが王道中の王道なチャーハン!

具材も卵とネギだけかな?なのに味が深い。
適度な油、高火力、中華鍋で仕上げてるから

パラパラだけど、ご飯はパサパサになっておらずしっとり。家だとこんなに均一にパラっとしないんだよなぁ!と思いつつ職人技のチャーハンを味わいました。
最後に絹ごし豆腐と手作りと思われる杏仁豆腐を食べて完食。

杏仁豆腐がほのかに甘味を感じる味わいで、宇宙一優しい杏仁豆腐でした。
今回初めて陳記さんに来ましたが、落ち着いた雰囲気の町中華で飾らない味付けなので、毎日でも飽きずに通える素晴らしいお店でした。


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